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ダニエラ・コッホさんのマスタークラスの公開レッスンを聴講してきました!

久しぶりの投稿です。笛ネタ(笑)

今日は新宿御苑前のアトリエで行われたマスタークラス公開レッスンを聞きに。

以前にも一度行ったことのある公開レッスン。これがなかなか面白く、勉強になるのです。今回は日本に演奏旅行にいらしていたダニエラ・コッホさんのレッスン。若くてきれいで才能があって。もううらやましい~。2009年の神戸フルートコンクール優勝されています。

さて公開レッスンですが、午前中2名、タファネルの魔弾の射手とモーツアルトのコンチェルト313。午後は3名、ライネッケのフルートコンチェルト3楽章、ドゥメルスマンのオベロンファンタジー、ライネッケの1楽章のラインナップ。すべて東京音楽大学の学生さんです(学部生3名、大学院生2名)。

全部通して聞いてみての感想。

やっぱり学部生より院生のほうが実力は上。歳が上ですから…(偏見?)

そして、若いがゆえにパワーがある。ありすぎなくらい。全曲ほぼフォルテで吹くのはどうかと思うが、大音量がやはり今のはやりなのかしら??逆に弱奏が今一つ。

ダニエラさん、情熱をもって指導してくれていました。なので、うまくはまった人は演奏がその場で改善されてああ、すごくよくなった!ということがわかります。ですが、やはりうまく伝わらない人もいました。そもそも英語ですし、どうしても表現が抽象的な部分があったりして、意思疎通が難しいのかなと思う場面がありました。ただ、5人のうち誰一人質問をしなかった。ほんとに自分の理解がそれでいいのか、確かめなくっていいのかしら?たった1時間。世界のトップクラスのプレイヤーから直接指導が受けられる機会が、あとどれほどあるのでしょう…。モッタイナイ、とおばさんはついつい思うのでした。

ダニエラさんがずっと言ってたことを忘備録で書いておきます。

「簡単そうに聞こえるように吹く」
これも結構難しいですよね。とくにフィンガリングが早い部分、「ここは難しい!」と思うと身構えて難しいように聞こえるから、何度も練習して「ここは簡単簡単!」と思って吹くことが大事。

この簡単なことをやっているように聞こえる、ってどういうことなのでしょう。ダニエラさんも言ってましたけど、「簡単そうに聞こえるにはどう演奏したらいいかを考えましょう」。音のつながりがなめらかで音色音量ともに凸凹がなくて、ってことかなって私は思いました。

ということは、いろんなことをやりすぎないことも大事なのではないでしょうか。学生さんたちが選んできた曲はどれもドラマチックで歌い上げ系(モーツアルト以外)。たぶん、気合を込めて力説いや演奏しているのだkと思うのですが、全部にアクセントやテヌートやビブラートがついたら、ちょっとやりすぎ。で、フォルテの洪水になっちゃう気がします。あえて、何もしない。指を動かしているだけ。そういう部分があってこその強調部分ではないかしら。なので、「ここにむかってここにアクセントをつけましょう」、というのは簡単だけど、「なにもしないで、ここはす~っとフレーズのラインを感じて吹きましょう」がとっても難しいんだと思います。

フォルテとピアニッシモの違いを明確に。ダニエラさんの何が素敵って、素晴らしい表現力でした。音楽性というのでしょうか。学生たちにわかりやすく多少オーバーアクションだったかもしれないけど、聞いててすごくわかりやすい。楽しいところは楽しそうに。悲しいところは涙ながらに聞こえる。オベロンのファンタジーは日本では結構有名でコンクールとかでも聞きますけど、ダニエラさんは初めてだったそうです。その場で譜面見て、一度通して聞いて、「こんな感じがいいと思う」と初見で吹いた冒頭のメロディの美しいことと言ったら…。まぢですか!!!って感じでした。たぶん譜面を見て書かれてあることを読み込む能力と、それをこんな感じってアウトプットする能力が高いんだと思います。

高音域は音を自分の下に持ってくるように。若い学生さんたちは高音域の早いフィンガリングが大得意。高い音をカキーンて出すのは気持ちがいいものです。でも、逆に冷静に、音を浮かせない。盛り上がるところで叫ばない。ダニエラさんの高音域のフォルティシモはぜんぜんキンキンしてません(学生さんのなかにはもうすごい大音量の高音域の人もいました・・・)。でもちゃんとフォルテってわかる。そういえば前にうちの先生にも、「高い音への跳躍は、高いところから下に飛び降りるつもりで吹いてください」って言われたわ。そうそう、音階練習も、上行系は下がるつもりで、下降系は上がるつもりで吹いてちょうどいいって。。。同じことを言われていたんだと納得。

先日までやってたモーツアルトの313については、特記事項なし(笑)全部同じことだったので。

やっぱりモーツアルトにはモーツアルトの吹き方があって、それをやらないとモーツアルトには聞こえない。譜面面はそんなに難しくはないけど、吹きこなすのは難しい。モーツアルトの変人ぶりを表現するのは大変ですわ。

そうそう、吹き癖のある子がいましたわ。ちょ~音を押してるの。でもたぶん本人は「プッシュ」じゃなくて、歌ってるつもりだろうなあ。私もありました。音の最後がしぼむ癖。しばらくダーダーとベタ吹きするように練習したっけ。癖って無意識だから直すの大変なんだよね。。。。

5時間座ってたらお尻が痛くなりました。だんだん年取ると長時間座ってるのもつらいのよね。。。(爆)でもでも楽しい音楽漬けの時間でした。ライネッケの協奏曲譜面買っちゃおうかな~(笑)」


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by noi-y.noi-y | 2016-11-02 21:33 | flute | Trackback | Comments(0)
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