今朝は真っ白な霧が立ち込めていたのにいつの間にかすっきりと晴れました。
久しぶりにすがすがしい一日が過ごせるようですね。
森ではすでに蝉が鳴き川ではかえるの泣き声がします。
最近どうにもならない天気ばかりで気がめいってましたけど
季節は知らないうちにさらさらと過ぎていくようです。
知人の身内のかたが自殺されたそうです。
資金繰りに困ってのことだとか。
新聞やテレビでは、よくあるありふれたニュースかもしれませんが
実際に身近な人に起こってみると、まったく現実感が伴わないものです。
景気が回復していないのは政治のせいだ
格差社会が悪い こんな世の中にしたのは誰だ
小泉が悪い 次は安部だいや福田だ
いろいろ意見もございましょう。
でも、そのひとは本当にこのような人が身近にいると考えたうえでの発言なのでしょうか?
もしあなたの身近の人や友人や知り合いが自殺をしたと知ったとき
あなたは何を一番に思うでしょうか。
「こんなことになる前に自分に何か出来ることはなかっただろうか」
自殺という行動を肯定するわけでも否定するわけでもありません。
きっと本当に苦しかったのだろうと思います。
でも死者に鞭打つような偽善的な態度で(本人はその人の考えを代弁していると思っている)
世の中のあり方だけを批判するのは聞いていてとても不愉快です。
自らの選択をした人の心が少しでも安らいで、いくべきところにいけますよう
心から祈るしだいです。
合掌