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おひとり様の日々・・・その後

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東北紀行2

札幌は正月明け本気で冬が来ています。毎日真冬日。でも冬はこうでなくちゃ。

さて福島の旅Part2.文章つき(^^;)

えー、昨日のエントリは写真だけをぽいぽいのっけたら
日程が逆になってしまいました。正しくは会津若松~岳温泉です。
天気も、一日目は雨二日目は雪~暴風雨雪三日目が晴天(強風)。

なぜ会津を選んだのかは・・・ピピッときたから。
きっと言葉の音が心地よかったからではないかと思っています。
ただ、3日しかないのに欲張りすぎて予定をつめすぎた上に、天候不順で思うように回れずちょっと消化不良。駆け足で回りすぎました。もっとじっくり見たかったなあ。。。

一日目は会津若松鶴ヶ城。

毎度、天守閣から城下町を眺めるとなんともいえない思いに駆られます。
今回は、霧に煙る会津の町を見ながら、歴代のお殿様はどんな思いで自国の民を思ったのだろうとしみじみと思わせてくれるものが、鶴ヶ城にはありました。

その後が大内宿

秋田の鶴の湯温泉でのタイムスリップの気分が忘れられずここを選びました。
ただ・・・季節はずれの雨に泣かされ(^^;;)
冬なので店も半分くらいは閉まっています。夏に来るところなのね。。

時間があったので会津本郷にも行って見ました。焼き物大好きなんです。
が。
窯は正月休みで閉まっているところが多かった・・・(爆)
ああ。急須が欲しかった。あの時買えばよかった。後悔先に立たず。

一日目は芦ノ牧温泉に宿泊。

二日目。
本当だったらレンタカーは10時に帰して鉄路で喜多方に行く予定だったのですが、天気が悪くてレンタカー屋さんに電話で延長を申し出たら、「いいですよ~、料金?サービスしときますからそのままお返しください」。ナイス!オリックスレンタカー。
ということでみぞれ降りしきる中喜多方へ。
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ちょっと驚いた流水融雪システム(笑)道路水浸し。

ここでは蔵めぐり(正しくは酒蔵^^;)が目的。
大和川酒造さんで、日本酒のできるまでと蔵を見学。
杉の木で玉をつくり軒先につるすと「新酒を作り始めました」の合図。
最初緑のその玉がだんだん枯れて茶色になると熟成しましたということだそう。
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酒造に適したお米「山田錦」
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その後?
もちろん試飲しました。どれもこれもおいしかった~(酔っ払い?)
運転してくれた友に感謝!
喜多方は水がおいしいまちですね。

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こういう風景もちょっと北海道じゃ見られない。デイパックは私のじゃないっす(^^;)
喜多方はさほどひどい天気ではなく、時々雪もやんでました。
ガイドブックにのってた食堂で喜多方ラーメンを食しその後はJRで二本松へ。
なんとすでに強風でダイヤがかなり乱れてました。募る不安。

最後は岳温泉。安達太良山のふもと、高村智恵子ゆかりの地二本松。
ですが、猛吹雪で何も見えませんでした(爆)
ここの温泉もよかったです。日本でも珍しい酸性泉。
テレビで見た岳温泉の入り口。この坂を散歩しよう!などとはとても思えない天候で、一晩中窓ががたがた鳴るほどの暴風が吹き荒れていました。
なのに。翌朝はすっきり晴れて目にまぶしいくらい。
バスでがたごとと街へ降りていくと、市内はほとんど雪が積もっていませんでした。

OUTは仙台空港から。
もちろん仙台駅で伊達の牛タン定食を食し、空港でずんだもちを食し、
「積雪のため千歳空港に着陸できない意場合は函館空港へ着陸するか、もしくは仙台空港に戻ることもありえる」飛行機に乗って無事に帰ってこれました。


ちょうど、週末にテレビで白虎隊が放送されていましたね。
悲しい歴史であるがゆえに、酔いの回った頭でぼんやり見るのは申し訳ないような気がして、私は見ませんでした。
ゆっくりビデオでも探そうと思います。
by noi-y.noi-y | 2007-01-11 10:13 | place | Comments(5)
Commented by bitter-sweet-days at 2007-01-11 11:03
あの天気、そして3日間でよく回りましたね~(^^; 
アップされてる写真はどれも「ザ・日本」ってかんじですが、なかなかお目にかかれない風景な気がします。東北、いいですね。

私もなんとなく「白虎隊」を見てしまいました。
でも、小さい頃から学校で何度も吹き込まれてきたせいか、
どうも会津と聞くと恐怖感が・・・^^;でもいつかは行ってみたい土地です。
Commented by 十八史略 at 2007-01-11 20:35 x
会津はね・・・


幕末期は親方日の丸の徳川幕府がすっかり弱って名目上だけの存在。

そんな時、密貿易で儲けて潤っていた薩摩や長州藩が「おれ達が幕府に取って代わって」

ってなったわけだよね。 このデカくてリッチな二大雄藩がタッグを組んだことで

そこらの弱小藩は強い方に味方したわけだ。

土佐は大してビジョンも無かったけども、この時代の流れに乗り遅れると

土佐の地位は失墜する。 とばかりにね。

坂本龍馬のように「今の幕府では欧米列強から日本を守れない」って

考えもあったし、様々な思惑の中、

「何を言ってるんだ! 家康が戦国の世をまとめて平和に、以来200数十年間

散々世話になったじゃないか! オレは幕府を最後まで支持するぞ!」ってね。

それが会津藩。


Commented by 十八史略 at 2007-01-11 20:44 x
挙句には、その当の幕府が倒れて大政奉還されてもなお、

「無くなったからといって態度を変えるわけにはゆかぬ」と負けるの承知で

最後まで義に殉じたのが会津ってわけだね^^


現代から見れば、この命がけで義を貫いた会津の精神は怖く見えるかもね^^

でもこの精神は本当に今のこの現代でもしっかり生きてるよ。

そこが会津の素晴らしいところだw


思わず力説しちまったいww


Commented by noi-y.noi-y at 2007-01-16 12:29
bitter-sweet-daysさん

そうなんですよ。なんかちょっと不完全燃焼風(笑)
もっとじっくり回りたかったです。
東北いいよ~。
Commented by noi-y.noi-y at 2007-01-16 12:34
十八様

うんうん、帰ってきてちらちら調べたらそういう話だった。

テレビでも、そういう変化に乗り遅れまいとする人たちがいたからこそ今のこの時代がある、という考えを強調すると、やはり白虎隊はたんなる悲しい歴史のひとコマだし、昨今の風潮を鑑みて、昔の日本人たる考えにもどろうよ、という気持ちを持つコメンテーターとかは、最近の犯罪などと照らし合わせてコメントを打っている。

ひとつの出来事も人が違えば見方が変わり意味も変わる。
いろいろ勉強になりますわ。

流されやすい北海道人には、会津の人のひたむきさは魅力に見えますよ(^^)