菅原潤さんというN響のピッコロ奏者の方のアルバムです。
笛のCDはたくさんあり、私も何枚か持っていますが、
小笛って単独で演奏されることはあまりないように思います。
(ピッコロ協奏曲はあるが、「ピッコロ演奏会」って聞いたことない)
最高音の小笛は、とにかくいつもバンドの一番頂点で可憐にキラキラと
輝くように歌っていなくてはならないと、よく聞きます。
その小笛の音色でバンドの音全体を左右してしまうとも。
でも、なにがどう響く美しい音なのかわからず、
とりあえず参考にしようと購入したんですけど・・・。
玉砕です。
こんなにピッコロってきれいな音が出るんだって初めて知りました。
今まで聞いたことない中低音の渦に、頭を後ろから思いっきり殴られた気分。。。
無理だあ、こんな風に吹けないよ(涙)。
とあきらめる前に、どうやったらこんなに豊かな音が出るのか努力することにしましょう。
にしても、聞いていると日本人のイメージのする音でした。
きっと日本の童謡とかもとてもステキに映える小笛の音だと思います。
いつかこんな風に吹ける・・・のは無理としても、方向性は見えたと思います。
さて、トトロ。
風の通り道って、いい曲ですね(You Tubuで探しました)。
とくに音の重なっていく部分が、本当に風が抜けていくイメージです。
後4回しか練習なくて、本番まで間に合うのか・・・?という不安も抱きつつ
それまでに、なんとかトトロの映画を見たいと思っています。
・・・なぜか全部借りられているんです、DVD。