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おひとり様の日々・・・その後

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秋が深まってくると、いろんなものの季節です。
なんのって・・・ほらジビエ。それにもうすぐボジョレー解禁。年末にはクリスマス。
鍋の季節でもあるし・・・アンコウとか^^)おいしそー。ねえ。
ということで、飲み友達のNさんに「キジを食べませんか?」と誘われ、モンペールへ。

ジビエとは・・・・
狩猟によって得られた野生の禽獣、もしくはその肉を指す。肉食の長い伝統を持つフランス料理(に限らず欧州各国の料理)においては一定以上の地位を占める。


のだそうで。私がこの言葉をはじめて聞いたのは多分、料理の鉄人だったと記憶しています。ですが、ワイン飲みになってからこの言葉は非常によく耳にするので、フレンチなどでは昔からポピュラーなんですね^^;不勉強な私です。

はじめて来ましたモンペール。とてもたくさんメニューがあってどれもおいしそうで(笑)迷う。
生牡蠣、サンマ(と温野菜)、トリッパと食べ、キジを待ちました。
羽をむしる前のキジさんにもご対面。ちょっとかわいそうな気がしないでもないですが、
そういうこと言ってたら何も食べられないので^^;
なにかニオイがするのかなとか思ってたのですがそんなこともなく、
キジさんは眠るように静かに横たわっておりましたよ。

相変わらず写真は一枚もないですが、キジはシンプルにロースト(だよね?)にして出していただきました。キジそのものの味を味わって欲しいとのこと。
しっとりと肉厚で噛み応えがありとてもおいしかった。
味は淡白ながらも、風味のようなケモノの香り?がしましたよ。
マダムによると、もっと寝かせて熟成させるとウォッシュチーズの香りがしてくるそうです。

いつもは白好きな我々ですが、今回は肉だし赤にしようとボトルで赤を頼みました。
ウマ安ボルドーのカテゴリから(笑)99年のオーメドック。お手頃価格です。
これが、今まで自分が持っていたボルドーのイメージとは違うやさしい味の赤で、キジにも良くあい、特に肝とのマリアージュがよかったです。
これなら辛くならずに最後まで飲めるよね~と二人してあっさり1本あけました(笑)
しかもデキャンタージュもしてもらってちょっと(かなり)ウレシイ。

ググってみて分かったことですが、
狩猟によって捕獲しそれを食材にするというのも結構大変なようです。
打つところも選ばなきゃいけないし、一発でしとめないとならない。
その場で血ヌキもしなくてはいけない場合もある。
北海道では鹿肉がだんだん普及しつつありますが、なかなか数が増えないのも、
そういう背景があるのですね。
でも、ふつ~にスーパーで鹿肉が買えるようにぜひともなって欲しいものだと、
私なんかは思うのですが(^^)
鹿肉って低カロリー・高たんぱくなダイエットにピッタリな食品なんです^^;
by noi-y.noi-y | 2008-11-11 11:45 | wine&drink | Comments(2)
Commented by なちゅ at 2008-11-11 17:38 x
野鳥獣肉・・・
肉類って、新鮮なものってやっぱり美味しくなくて、
熟成をさせることによって旨味成分が増幅します。
その、肉類を熟成させることを仏語で「フザンテ」と言います。
フザン(フェザン)とはまさにキジのこと。
野性味のある香がしながら、しっとりとなめらかで独特の噛み応え。
モン・ペールさんで素晴らしいフザンテが施されたおかげでしょうね^^
Commented by noi-y.noi-y at 2008-11-12 08:35
>なちゅさま
肉は腐りかけが一番ウマイと聞いたことが^^;
私もよく安い肉で塩漬けを作っていますが、
そろそろヤバイかと思う頃がおいしいようです(爆)

今年もエゾシカの料理を楽しみにしておりやすよお~^^)