おひとり様の日々・・・その後

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原点とは

先日東京で会った旧友と飲みながら話をした。
彼は「嫌だと思っていた、忘れたいと思ってた風景こそが自分の原点だった」
という話をしていた。
うんうんと聞きながら感じる違和感。
原点って、なんだ?
わかったようなわからないような。
原点、と言うのも振り返って思うある時点のこと、だよね?
わかるような、やっぱりよくわからないような。

昨日の「恩師の勇退を祝う会」
なんと100人近くの教え子が集まった。バンドの関係者以外もたくさん。
そのなかで、恩師は「在ることが難し」と言い続けひたすら頭を下げていた。
私たちのほうこそ、教えてもらったことはたくさんあるのに。

だけど。

やっぱり、人生の後半に来て、自分の定年退職(といっても先生は今後も働くのだが)に
100人ほどの教え子が全国各地から集まる、というのは滅多に聞く話ではない。
「自分が若いころ、そんな意図で言ったことじゃないことも、みんなは一生懸命受け止めてくれた」「自分が生徒と本気で向き合えるのはそれを理解してくれた親御さんのおかげ」と恩師は何度も繰り返す。
はじめてあったときは、今の自分よりも若かった先生。
今の自分はとてもあのころの先生に及ばないと思う。

20数年ぶりに懐かしい顔にも会えた。楽器を奏でる楽しさも思い出せた。
ひとつの目的に向かって努力する、みんなとチカラをあわせることはすごく素敵なことだと、しみじみ思った。

ワタシとしては、ブラスバンドに明け暮れた高校時代が今までの人生での最大の宝物だと思ってきたけれど、よく考えてみると、中学時代ブラスバンドとの出会いがなければ、そのあとの高校時代の自分はなかったことになる。

今ふと考えてみて、自分の原点はいつなのか今の自分にはよくわからないし、別にいつだっていいけれど、あの輝かしい高校時代の基礎を作ったのが中学時代の先輩であり恩師であり旧友たちだった。

今しみじみと、感謝の気持ちで一杯です。「有難う」。
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by noi-y.noi-y | 2007-06-03 22:14 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
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